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モ151形、モ161形のうち戦災焼失した158号、173号(旧)の2両の部品を活用し、昭和24年に新造したのがこの形式の301号と302号である。いわゆる「戦災復旧車」である。 車体はモ151形、モ161形と共通設計で、連結器を装備、制御器は新製した。 その後、モ151形、モ161形のうち戦災を免れた車輌からも5両が連結器の装備や制御器の交換で301,302号と同一機能を備え、モ301形へ編入となった。 従って、このモ151形、モ161形、モ301形の3形式は連結器と制御器を除けば全て同一の設計で、 特に当時連結器を装備していたモ161形とは制御器の型式が異なるのみだったが、それ故に相互連結は出来なかった。 昭和35年に連結運転は中止となり、昭和40年ごろからモ161形に少し遅れて連結器が撤去された。 その後も集電装置の交換や塗装変更、ワンマン化等で長らくモ161形と同一の扱いを受けてきたが、平成9年から廃車が始まり平成12年には全車廃車となった。

※写真:「JS3VXWの鉄道管理局」より


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