〜阪堺電気軌道の旧形車輌を中心とした鉄道趣味サイト〜
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モハ20形23号
元阪急1形26号で、明治43年汽車会社製造。廃止時点で在籍した車輌では最も古く、車齢は80年を超えていた。入線前は電装解除されて、宝塚線で付随車として活躍ていた。昭和25年に鋼体化、昭和32年に2段屋根の丸屋根化及び貫通路附き平妻正面を丸みのある3枚窓のものへと改造した後に野鉄入りを果たした。南海電鉄から譲り受けた小型ブリルの台車を使用しており、出力は52kw×2、全長14.3mで野上電鉄で最も大きな車輌だった為、ラッシュ時にその威力を発揮した。晩年はその車齢の古さから休車となっていた。廃止後は解体された為現存しないものの、種車である阪急1形は同社正雀工場内に保存されている。
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